インシデントレポート 新機能とリリース

Gandiメールでスパム対策機能が大幅アップデートされました

2019年7月5日(金)にGandiメールに、詐欺行為を行うスパムメールを個別のゴミ箱フォルダに自動分別する新しい機能が実装されました。

スパムメールを管理する

スパムメールは日常的にメールを使っている人にとって悩みの種で、過去数週間でフィッシングメールのようなスパムメールの数が多くなってきています。

スパムメールのような迷惑行為についてお客様から多くお問い合わせをいただき、Gandiではお客様を迷惑行為から保護するために行動を取る必要があると考えていました。

昨夏、技術パートナーであるVade Secure社と共同でスパム対策サービスを実装しました。このツールを使用すると、お客様に向けて送信されるスパムメールやフィッシングメールなど悪意のあるメールの波を防ぐことができます。

このスパム対策サービスを使用すると、Gandiメールのユーザーはスパムメールを自動的に分別することができます。Sieve フィルタを使用して自分でメールボックスの設定を行うことができます。(詳しくはこちらの記事をご確認ください: how to filter emails with Sieve)

このスパム対策サービスについて、多くのお客様からSieveフィルタの設定を自分で行うことは難しいという旨のお問い合わせをいただいたため、Gandi側で設定の自動化を行うように開発を進めました。

スパム対策ツールを使用する

IMAP (SOGoなどウェブメールを使用している方々も含む)を使用したGandiメールのメールボックスを開くと、2019年7月5日時点でゴミ箱フォルダと迷惑メールフォルダがあります。

スパムメールフィルタが受信したメールを迷惑メールだと判断した場合(メールのスコアが300と等しいかそれ以上の場合)は自動的に迷惑メールフォルダに振り分けられます。

Gandiのシステムがスパムメールやフィッシングメールを自動的に分別し、迷惑メールフォルダに振り分けることで受信トレイには表示されなくなりますので、今後はより受信メールを確認しやすくなるはずです。またご確認ください!