WordPress 5.3 がリリースされました! 新機能や改善点について
2019年11月12日にリリースされたWordPress 5.3では、WordPressの管理インターフェイスの改善や開発者向けの技術的改善、Gutenbergの改善など、新しい機能やCMS機能の改善が複数含まれています。
新しいテーマ
WordPress 5.3から “Twenty Twenty”という新しいテーマが追加され、デザイン面でより自由度が高くなりました。より多くのフォントが使用でき、カスタマイズがしやすいテーマです。
Twenty Twentyはウェブサイトにおける様々なニーズを満たすテーマで、既にベータ版を使用したウェブサイト例がたくさん存在します。
CSS
WordPress 5.3ではアクセシビリティに関連した改善も行われています。詳細はこちらからご確認ください。
- Noteworthy Admin CSS changes in WordPress 5.3
- Use aria-label to ensure Posts and Comments navigation has proper context in WordPress 5.3
- Core Widgets: new aria-current attribute in WordPress 5.3
Gutenbergエディタに12種類の新しいバージョンが追加
12種類の新しいGutenbergエディタがWordPress 5.3に直接組み込まれることになりました。36,000文字以上または1,000以上のブロックを使用したボリュームがある記事は現在読み込みに1.5秒ほどかかります。
同様に、新しいAPIが「ブロック」のサーバーサイド管理に使用可能です。2019年春に行われたGutenbergのアクセシビリティテスト時に確認された問題の対応策も改善事項の中に含まれました
メディアの最適化
WordPress上で画像や動画などを管理するメディア機能に42種類の改善が行われました。この改善のおかげでサイズの大きい画像を使用しやすくなり、ウェブ向けに最適化された画像を生成したり、画像のサムネールが生成されたときのメタデータ入力や、画像の縦長サイズ横長サイズへの自動変更などができるようになりました。
参考ページ:
複数サイトの管理
複数サイト管理機能に15種類の改善が行われました。その中の一番大きな変更はデータベースの最適化が行われました。
参考ページ:
PHP 7.4のサポートと最新のコーディングスタイル
PHP 7.4のサポートに加えて、WordPressのソースコードのアップデートも行われました。スプレッド演算子とPHP向けのJSONエクステンションがWordPressを実行するために使われています。
参考ページ:
Gandiのシンプルホスティングでは、11月末から12月初旬にかけてPHP 7.4に対応する予定です。
REST API
主な改善内容はオブジェクトテーブルのメタデータやREST APIのリクエストにおける30-40%のパフォーマンス改善などがあります。
参考ページ:
「サイトヘルス」機能の改善
サイトヘルス機能に31種類の改善事項があります。内容については以下の参考ページからご確認ください。
参考ページ:
まとめ
今回のWordPress 5.3では157種類の改善と366種類のバグ修正が含まれています。また、新しいテーマやアクセシビリティの改善、Gutenbergエディタの改善、メディア管理機能の改善、複数サイト管理の最適化などたくさんあります。
今回のアップデートについての詳細は上記リンクやこちらのWordPressのニュースページから確認することができます。
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