ビギナーガイド

ウェブページ、ウェブサイトを最初から自分で作成する方法

新しい画期的なアイデアを思いつきました。ビジネスアイデアかもしれませんし、アートプロジェクトかもしれません。ポートフォリオをインターネット上で公開して、プライバシーを侵害する巨大ソーシャルネットワークによって所有されていない場所で活動する時が来ました!

ただのアイデアから最初のウェブページを作成して公開するには

必要なのは基本的に次のものです。

  • ドメイン名
  • ホスティング
  • ウェブサイトプラットフォーム

ドメイン名を取得する

ドメイン名は、インターネット上のウェブサイトのアドレスです。ソーシャルメディア、対面、電話、紙くず、または名刺に書かれていて、ウェブページを見つける方法を他の人に伝えるために必要です。

基本的なことのように思えるかもしれませんが、ドメイン名の選択は難しい場合があります。Gandi からのアドバイスは短くて覚えやすいドメイン名を取得するということです。

また .com でドメイン名を取得しなければいけない、という決まりはないことを忘れないでください (ですが最も一般的で最も人気のあるトップレベルドメインを使用することには明確な利点もあります)。

ジェネリックなもの (たとえば、.xyzまたは.site)、地理的(例えば、.us、.ca、または .fr など)、またはニッチな業界向け (.wine、.car、または .horse )など、数多くの選択肢があります。

ドメイン名はDNSサーバーと一緒に必要があります。 DNSはウェブサイトがホストされているサーバーにドメイン名を関連付けてインターネットで使用されるものです。

ホスティングサービスを利用する

ホスティングとは、サーバースペースを使用してウェブサイトをホストできるようにするために提供されるサービスを指します。

ウェブサイトはデジタル文書であり、コンピューターに保存している文書と同じです。インターネット上で誰からでも見られるようにするためには、少なくとも、インターネットに接続してウェブページを “serve”(提供)するコンピューター上にそのデジタル文書が保存されている必要があります。

ニーズに応じて使用できるホスティングサービスには様々な種類があり、ホスティングサービスによって、サーバーを管理するソフトウェアが提供する管理の自由度の幅が異なったりします。

必要最小限のインフラのみを提供し、残りを管理できるサービスは、“Infrastructure-as-a-service” (サービスとしてのインフラストラクチャ) と呼ばれます。すでに技術に精通している場合を除いて、これは最初のウェブページには理想的ではありません。

ただし “platform-as-a-service” (プラットフォームとしてのサービス) タイプのホスティングの購入を検討することもできます。このタイプのホスティングは、独自のウェブアプリケーションをインストールするために必要なすべてを提供しています。多くの場合、インストールする必要のあるアプリケーションは既にインストール (プリインストール) されている場合が多く、高度な技術スキルを持たないユーザーにとって、カスタマイズ性の向上に対する障壁が低くなります。

最後に、グラフィカルインターフェイスでウェブページ要素をドラッグアンドドロップできるウェブサイトエディターが多く存在します。利点は、パッケージ化されていてすぐに使用でき、ウェブサイトの公開と編集がとても簡単ということです。

欠点は、サイトの管理がしにくくなり、エディターの使用料金が発生する可能性があることや、カスタマイズのオプションが少なくなることです。

ウェブサイトプラットフォームを使用する

上で述べたウェブアプリケーションと同様に、ウェブサイトエディタオプションはウェブサイトプラットフォームの一種です。

ウェブサイトアプリケーションを使用している場合は、CMS (コンテンツ管理システム) を検討することができます。ウェブページが文書であるとするならば、CMSはウェブページを作成、編集、デザインするためのソフトウェアであるという点でワープロのようなものです。

インターネット上のウェブサイトの大部分はWordPressと呼ばれるCMSを使用していますが、他にも多くのCMSがあります。 CMSが必要な場合は、使用を開始する前にCMSの使用方法を検討することをお勧めします。

CMSなどのウェブサイトアプリケーションをインストールする必要がある場合は、ホスティングサービスにアプリケーションをインストールする必要があります。

ウェブサイトをデザインする

ドラッグアンドドロップスタイルのウェブサイトエディタを使用する場合を含め、選択するウェブサイトプラットフォームに関係なく、ウェブサイト用に事前設定されたデザインから選択するテンプレートまたはテーマがいくつかあります。

これらのテンプレートまたはテーマには以下が含まれます。

  • ページのレイアウトと構造
  • 一般的なカラーパレット
  • ボタンの外観
  • テキストのサイズ、色、フォント
  • ナビゲーションメニュー
  • 画像ギャラリー

ウェブサイトの種類は一般的に以下があります。

  • ブログ
  • ポートフォリオサイト
  • 企業サイト
  • 電子商取引 (ネットショップ、eコマース)
  • レストラン
  • アートと写真

最初のウェブページをすばやくオンラインにするには、ニーズに合ったテンプレートを使用することをお勧めします。最初のページをセットアップした後にカスタマイズすることができます。

カスタマイズについて考慮すべき事項は次の通りです。

  • ボタン、ナビゲーションメニュー、画像などのさまざまな要素のサイズ
  • ウェブサイトのカラーパレット
  • フォント、テキストの色、テキストのサイズ
  • ソーシャルメディアへのリンク

コンテンツを追加

ウェブページをセットアップした後、ようやくウェブサイトのコンテンツを追加し始めることができます。ウェブページがレストラン向けの場合は、料理の写真、メニューのコピー、連絡先情報をコンテンツとして追加することになるでしょう。ブログの場合、それが最初のブログ投稿かもしれません。写真ポートフォリオをオンラインにする場合は、画像をアップロードする必要があります。

インターネット上で公開する前に、まず次のことを確認してください。

  • 全てのリンク、ボタン、メニューが機能すること
  • すばやく読み込まれること
  • モバイルデバイスで動作すること
  • 複数のブラウザで動作すること
  • タイプミス、スペル、文法の誤りがないこと

ウェブサイトを公開!

あとは、コンテンツを公開してウェブサイトを共有するだけです。

アイデアからウェブページへ

アイデアだけがあるとき、それを本格的なウェブページにするのは難しく思えるかもしれません。 ですが手順は比較的簡単で、ゼロからすぐにウェブページを立ち上げることができます。

インターネットは、世界中の人々がすぐに見て、対話できるものに変えるアイデアを持っている人に可能性を広げます。