シドニーで開催された Write the Docs 2019に参加しました
2019年11月14日15日にオーストラリアのシドニーで開催された Write the Docs 2019 カンファレンスに、Gandiもスポンサーとして参加し、Gandiのテクニカルライターも参加しました。
Write the Docs はソフトウェアのドキュメンテーションに興味がある人達による世界的なコミュニティです。コミュニティ内にはテクニカルライターや開発者、またソフトウェア開発に関わる色んな職種の人たちが参加しています。
今回シドニーで開催されたカンファレンスには世界中からゲーム開発者、ドキュメンテーションを作成する開発者、テクニカルライター、作家、UXデザイナー、オープンソース推進者など様々な「ドキュメンテーション職人」が参加していました。
参加者の出身国も様々で、オーストラリア、タイ、インド、台湾、サンフランシスコ、シアトルなど多種多様なカンファレンスでした。
カンファレンスのハイライトをいくつかここで共有します
- Riona MacNamara は良いドキュメンテーションがどのように個人に対してオープンソースプロジェクトに貢献できるようにする手助けをするか、またオープンソースプロジェクトに参加することで得られる恩恵について素晴らしいトークを行い、カンファレンスを開始してくれました。
- Good Docs Project <https://thegooddocsproject.dev/> は、ドキュメンテーションのテンプレートを改善することを目的としたワークショップを行いました。Good Docs Projectは、専任のテクニカルライターがいないオープンソースプロジェクトのドキュメンテーション作成のため、誰でも簡単に質の高いドキュメンテーションを作成するためのプロジェクトです。
- Dave Parkerは解釈者を通して手話を使い、ドキュメンテーションにおける参加性、包括性についてのトークを行いました。Daveはオーストラリアにおける聴覚障害者のコミュニティに参加する前に、数年テクニカルライターとして仕事をしました。聴覚障害者としてDaveの特殊な経験のおかげで、ドキュメンテーション利用者全員のために、利用しやすいドキュメンテーションの作成方法について知見を得ることができました。
- Alec Clewsは世界中の利用者向けにAPIドキュメンテーションを作成するにあたってのチャレンジについて共有してくれました。多くの言語に翻訳されるドキュメンテーションを作成する際の問題や英語が母国語ではない英語話者にとって読みやすい英語のドキュメンテーションの編集様式についての説明がされました。
上記はカンファレンスで行われたトークの一部に過ぎません。Write the Docs YouTube channel から他のトークも確認できるので興味がある方はぜひご確認ください。
Tagged in gandisponsor